僕は車を所有しておらず、うちでキャンプといえば夫婦でバイクに乗ってツーリングがてらやるのが当たり前でしたが、子供に恵まれてからというもの3人で行くにはレンタカーが必要になりました。
子供もそこそこ大きくなったので、レンタカーキャンプやってみるかーと思い、やってみましたが案外難しくなかったので、費用面でどうなのか、じぶんが感じたメリットデメリット紹介します。
以下の内容は車持ってないけど思いっきりマイキャンプギア積んでキャンプ行きたい人向けです。
・レンタカーキャンプ一回の費用について・
ウチの場合キャンプで利用する時はタイムズレンタカーをよく利用するのでタイムズカーレンタル内の話になります。
というか現在はもろもろの理由でタイムズカー一択になってます。理由は長くなるので別の記事でまとめたいと思います
本当は色んなレンタカー会社を利用して比較したいところなんですが、それはまたおいおいやってくとして
キャンプに関わらずレンタカーにかかる費用は大まかに分けて
①レンタカー基本料金
②ガソリン代
③追加補償代
④オプション品(チャイルドシート等)
になります。③と④は必須ではないですが、自身の必要に応じてつけていきます。
コレに加えてレンタカー以外の部分で
④キャンプ利用料(サイト利用料+キャンプ場駐車代etc...)
⑤食事代
⑥高速代(利用する場合)
⑦諸経費(薪、電池、ガス代)
と色々かかります。
レンタカーは基本料金に加えて利用時間と、移動距離(≒ガソリン代)に比例して利用料金があがります。
利用するレンタカー会社によって基本費用と保障内容はまちまちですが、この仕組み自体は大きく変わらないかと思います。
車のサイズとかクラス毎に料金区分されてまして、単純に値段の高い車か、車体でかくなればなるほど値段が上がります。クラス毎にレンタルできるものが店舗によって違うので、この車種を利用したい、というものがあれば確認したほうがいいでしょう。
以下はタイムズのweb予約による金額確認の状態です。
※ハイシーズンの値段ではありません
追加補償(事故した時のフォロー)の部分は全く追加していない状態の値です。
・Cクラス(コンパクトカー)
・利用できる車の例:デミオ
コンパクトカーの値段。
上記画像ではプレミアム会員+キャンペーン割引で10725円になってます。
コレに加えてガソリン代が加算されますので大体1.4万円前後、追加保障代で安心を買う場合、2万円を超えない程度になるでしょうか。
わりと利用しやすそうな値段帯です。
が、テントで快適に寝て、快適にアウトドアを楽しもうとすると、荷物が非常に窮屈になります。キャリアワゴンは積めないと思っていいと思います。
写真撮っとけばよかったですが、大人3人でデミオを利用したときは足元に荷物をおいてぎりぎりな感じでした。その時はなんとかなりましたが、食事は外食にする、BBQグリルは使わずカセットコンロにする、コテージ泊にして寝袋、テント分を減らすといった積載を減らす工夫が必要かと思います。
・Wクラス(ワゴン)
・利用できる車の例:プレマシー(W-2)、ノア、セレナ(W-4)
上記画像の「W-2ワゴンタイプ」では会員+キャンペーン割引で17094円
になってます。コレに加えてガソリン代が加算されますので大体二万円前後、追加保障代で安心を買う場合2.5万円を超えない程度になるでしょうか。
個人的には一番初めにレンタカーキャンプをするなら一番このクラスをお勧めします。
BBQ、焚き火、テント泊。キャンプでやること全部を大人3-4人でしたい場合はこのクラスが一番安心して積むことができます。
自分がソロキャンプやる時はシンプルに簡素にやることが多いですが、奥さんは荷物多くても快適に行きたい派なので、家族でいく場合はこのクラスを選ぶことが多いです。
この上の4000~5000円ほど高いクラスW-4をワゴン車利用割引キャンペーンがあった時に大人2人、子供1人で利用したことがありますが、割れ物とかに注意すればもりもり積載することが可能で、非常に楽でした。
・Kクラス(軽自動車)・
軽の値段です。安いに越したことないので、これにしたいのはやまやまなんですが、私は利用したことがありません。
軽には割引キャンペーンが無いのか、時期的にたまたま無かっただけなのか、割引込みのコンパクトカークラスとの差が大きくありません。
一人で利用数場合はこれで十分かもしれませんが複数人乗車でキャンプ道具満載で高速道路乗るには厳しいかもしれません。
しかし、案外コンパクトカーより積載に特化したモデルが軽には豊富なのでもしかしたらファミリーキャンプ向けにいい車両があるかもしれません
くどいようですが、上記の値段はすべてハイシーズンではないので、ハイシーズン中は3割ほど上がると思っていいと思います。
ちなみに家族3人でコンパクトカー利用で隣の県のキャンプ場利用した際の料金は
レンタカー合計額13500円
キャンプ場利用料+駐車場代0円
食事代6500円(一日目昼夜、二日目朝昼食事分)
高速代3000円
諸経費1850円(キャンプ場申請用紙代込み)
計24850円
でした。
キャンプ場利用料が0円ですけど、うちの場合はココに行きたい!という明確なものがない場合は市、県運営の無料のキャンプを利用してます。費用抑えれるとこは抑えないといけません
私の家族で行う最安キャンプは大体1回あたり2.5~3.0万円かかる計算です。
目的地によっては高速代はある程度削れます。
ただ、レンタカー高いからやっぱ無理じゃね?という方もいるかもしませんが、車の維持費も考えるとトータルで見て意外と変わらなかったりします。
高精度計算サイトさまのシミュレーションをお借りしてざっくり回してみた結果です。
実際車を所持したことがない私のシミュ結果なのでもっと安く出来るわ!という意見もあるかとは思いますが、低めに見積もっても35万以上かかる感じでしょうか。
車の各消耗品交換代を含めると車によってはもっとかかるかもしれません。
ガバガバ計算ですが、一泊二日のキャンプであれば最低でも年10回はキャンプいけちゃいます。週1回以上キャンプするとかのヘビーな方でなかったらレンタカーでキャンプ、費用面では悪くないんじゃないでしょうか。
・レンタカーキャンプのメリット・
費用面では車所有状態とに引けをとらないのはわかりましたがそのほかのメリットとして感じたことは
たくさん遊びたい長期泊するなら大き目のクラス、簡素に一泊、デイキャンプにいくならコンパクトカーと用途に応じて変えれることでしょうか。
気分に応じて変えるのも容易です。
・レンタカーキャンプのデメリット
ここまで、いいことだらけと言っていてなんですが、やっぱりデメリットもあります。
・車を取りにいってキャンプ道具を積んで、積んだものを家に持って帰ってから車を返しにいかなければならない
何当たり前のことを言ってんだって話ですが、行きはまだ体力あるからいいんですけど問題は帰りで、
家に帰ってくる
↓
クルマから荷物降ろす
↓
キャンプ場でついた内装の泥、汚れの掃除
↓
クルマを返却しにいく
↓
レンタカー屋から自転車orバイクで帰る
これがなかなか慣れるまでしんどいです。マイカーのようにキャンプ道具の保管場所に出来ないので、別の日にゆっくり荷物おろすとかできません。
ここから雨降ってたらテント干さないとですし、洗い切れずにもってかえってきた食器洗わないといけないし、テントで一番しんどいのは帰ってからの後片付けだと思っているので、そこにレンタカー返却が加わるとかなりしんどいです。
・返却時間が決まっていること
多少は利用中に延長可能ですが、返却時間が決まっているのであまり帰りに寄り道はできません。時間に余裕があっても妙にそわそわしてしまいます。
大体こんなものでしょうか。上にも書きましたが、レンタカーキャンプは割り引きやキャンペーンが豊富なハイシーズン以外が前提かな、と思います。キャンプ場の利用料が上がるし、レンタカーの値段が上がるでダブルパンチなので、友人に誘われるでもない限りは避けたほうがいいと思います。
ハイシーズンでも割引キャンペーンがあったりするので、そこは要チェックですがね。
この記事が誰かの役に立てればと思います。それでは