燃料が届いたものの、燃料タンク周りのコンディションを確認してなかったので、オイルを入れる前に下半分をバラしてみました
使用工具
・百均のペンチ
・マイナスドライバー(3mm)
・マイナスドライバー(4mm)
・ネオジム磁石(磁石錠解除用)
底面のパーツを分解するならこれだけで行けそうです。上のフレーム部分をはずす場合はこれにボックスレンチがあれば十分。
分解
燃料タンクと芯と着火器。ランタンとしての機能はすべてここに集約されてるので、この状態でも点灯させることが可能です。
燃料タンク
燃料タンクの蓋、おそらくアルミ製。
ガスケットかシール的なものがないと、横に倒したら漏れるなーとおもってたら革?製のガスケットがありました。
ちょっとくたびれてます。金属の蓋と一緒にガスケットの受け側のパーツも引っこ抜けます。こだわらなければサイズの合った耐油性のあるOリングでもいいかもしれません。
中にぎっしり綿が入ってます。これによりランタンを転倒させても燃料が漏れにくいようになってます。錆や古いオイルでグズグズになってないか確認。100年前の綿なのか、前の所有者が入れたものなのかは不明ですが綺麗
綿を抜いた状態を確認したかったのですが、あらん限りの力で詰められているのか抜いても抜いても綿が湧き出てきます。
30分かけて抜けたのは3分の一、、、つかれたのでもう戻します。
底面に古いオイルが染みた跡が少しありましたが動作に影響はないだろうということで、そのまましまいます。

ミニ漏斗をつかって虫除け効果付きパラフィンオイルを投入
漏斗は携帯性重視で買った自分が悪いのですが、使い勝手悪いです。小さいおかげですぐ漏れるし、少しずつ入れるとオイル容器のフチから垂れて手がべちゃべちゃになります。失敗でした。要改善です。
本来なら着火装置が使える白ガスを入れたいですが、ガソリン臭とかマンションのベランダで使うには気を使うので、いつかキャンプで使える時まで我慢することにします。
終われコロナ禍
これで準備完了ですが、ついでなので他のもバラしていきます
着火装置

ストライカーを回転させるバネ、フリントを固定するバネ、芯の位置まで引き上げたストライカーを下の位置に戻すためのバネ。バネ仕掛けの塊です。
勝手なイメージですけど、昔のアメリカってバネ大好きなイメージがあります。銃とかもバネ仕掛けの塊みたいなとこありますし。
イモネジを回すとフリント(火打石)が出てきます。とりつけ順はフリント←バネ←イモネジの順番。
タバコもライターにも縁がなかったので、最初はどう検索したら物が出てくるのかもわかりませんでした。フリントで検索すれば各社が出している商品がでてきます。
これはZIPPOライター用です
芯昇降機
正式名称知ってたら誰か教えて
芯を金具に装着して、その金具をねじ巻き機構で昇降して芯の位置を調整します。
消火の際、熱くなったフレーム外して、息を吹きかけて火を消すのは大変なので、芯を下げるだけで消火出来る様に芯の位置を調整します。

個人的にはこれぐらいが芯の位置がベストでした。大体金具から1cmくらい。
磁石錠


写真は磁石錠のカバーを外した状態です。施錠状態と解除状態
マイナスドライバー一本で外せます。ここにもバネがあります。磁力>バネの応力になったときに解錠するということですね。考えたやつ天才かよ。
備わってる機能は全部活用したいほうなのでそのまま使うことも考えましたが、出先で磁石を無くすと厄介になるので、外して大事に保管しておくことにします。
全部組み立てて元に戻して
ようやく点灯にこぎつけました
控えめに言って最高です。
白ガスと輝度がどれくらい違うのかとかも検証したいですねー
今はブログ書いてるときにもたまにつけてます。タンク含め結構熱くなるので注意してくださいね。軍手推奨です
<記事に出てきた商品>
商品 |
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寸評 | 中身に不満は無いが、粘度の関係か少量注ぐときにたれ易い。直接入れるなら容量大きめの漏斗を。でなければ別容器を準備してそちらからランタンに注いだほうがいい。ほんのりユーカリのような香りがする。ちょっと高い | ||
商品 |
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寸評 | 自分のミスなので、商品は悪くない。バリ等も無し。もし上記のオイルの入れるのならば底の深い46mmの方がマシかも知れない。 | ||
商品 |
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寸評 | もともとはキャブ調整に使用しているドライバー。コスパに絶対的な信頼感(個人的な感想)を持つベッセル製 |