今日はタンクバックを買った話
前書き
昔のタンクバックというとバイクのタンク部分に乗せる、が大前提で
鞄としての機能はいまいちで、鞄背面にツーリングマップを収納、かつ乗車中に視認できるようにくそデカクリアカバーがついてるのがほぼ当たり前でした。
普段使いするにはあまりにもダサい厳しい物が多く、何かと悩むことが多かったんです。

今はスマホの普及もあってクリアカバーが撤廃されたものが増え、普通のおしゃれ鞄にも見える使い易い商品が多く出てきて、選択肢が増えたんでありがたいです。
昔は普通に街中でヘルメットもバイクウェアも無くてバイクから離れてる人でもタンクバッグ持ってたら「あいつバイク乗りだっ」ってすぐわかりましたからね
自分の要望は上記の記事にも触れましたが,PVC系の完全防水をうたっている物でかつ
降車後リュックとしての機能を発揮することと
クリアカバーが無いものですね。ツーリングマップ見ながら走ることも無いし、スマホはホルダーにつけるので
その三つで探すとかなり選択肢が減りまして、なかなか難しかったのですが一ついいものを見つけました。
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AMPHIBIOUS アンフィビアス TANKBAG 防水タンクバッグ 価格:14,520円 |
イタリアデザインの変わった形状をしている鞄。ブランド名のAMPHIBIOUS (アンフィビアス)は水陸両用って意味らしいです。ロゴのカエルもそれをイメージしてるんでしょうね。変わった形のロールトップ機構してます、横に巻くタイプは数あれど縦に巻くロールトップは珍しい。個性を出したいならぶっちぎりでいいと思います。
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バイク タンクバッグ 防水 ツーリングバッグ doppelganger ドッペルギャンガー ターポリンタンクバッグ タクティクス dbt528-bk 価格:6,980円 |
最後まで悩んだのはドッペルギャンガーのタンクバック。アンフィビアスと比較してのメリットは
・安い
・独自機構でタンクへの着脱容易
・メイン収納部が取り出し面倒なロールトップ機構なしのファスナー機構
あとは小さいので操作系に支障きたしにくい、ですね。
デメリットはキャンプ用途で使うには6リットルと容量不足。それ以外は問題なかったんで悩みに悩んでたんですけど
アンフィビアスがメルカリでたまたま未使用品が送料込み4000円で売られていたので買うしかなかったです。
(人とあまりかぶりたくないっていうのが1番だったかもしれない)
んで少々つかってみたので感想を少し
インプレ
取り付け編
取り付け方法に関してはマニュアル無し。メルカリの販売者いわく全て揃ってるという話でしたので元から無いかもしれません。
付属していたのは画像をオスメス付ベルクロが三本、上下どちらもとりはずせるショルダーストラップ2本のみ。
ベルクロを全部はずして普通の鞄としてのみ使うことも、ショルダーストラップを一切撤去してタンクバックとしてしか使用しない方法も可能。
一応ショルダーストラップを収納する隙間がありますが、入れにくいのでたぶん使わないと思います。
Dリングが前後に各3か所、側面に各2か所と随所についているので、追加でフックとか購入してガッチリ固定することも、どっかに適当にとめても固定できるので便利。
タンクバックとして常時つかえるよう、オス側のベルクロを左右のカウル下の突起に取り付けてました。少し目立ちますが操作には影響はなくていい感じです。

ちなみにシートバックとして使用した場合の画像。
タンク側についてるベルクロは使用せず。デイトナのゴムフックを2本使用し、ロールアップの端を使ってクラブバーに固定してます。
即席でこの方法で固定して高速道路を走りましたが、支障は無かったです。ソフトタイプの鞄の割に尖がった形状してるので、尻が細い近代バイクにも似合いそうです。
装着して走ってみた編
この鞄の懸念点の一つ、体との干渉です。
公式サイトの画像見る限りデュアルパーパスタイプ向けなんですよね。前傾乗車のサンダーエースでどこまで体に干渉しないか。
サイドビュー。イケメンです。広大なサンダーエースのタンク上では横幅はあまり気味。
搭乗者視点。通常使用だとメーターは見えますが、物を乗せたくて鞄を高くする(ロールアップ数を減らす)と見えません。
伏せようとすると、ちょうど鞄の尖がった端部分が胸骨に直撃します。少し痛いです。胸部パッドつきのジャケットがあれば大丈夫ですが、操作性にやや違和感はあります。工夫で何とかなりそうなので、今後対策していきます。
収納能力編
キャパシティは十分。特殊な形してますが最大容量24Lは伊達じゃないです。
ただ荷物の出し入れ。覚悟はしていましたが、面倒です。飲みもんとか少し停車して飲みたいとき、必要物品をすぐ取り出したいときにメイン収納部がロールトップ機構は微妙です。
取り出しやすい申し訳程度のファスナー式のサブ収納は意外と広く、今試してみたら意外と広く、横8cm×縦16.5cm×厚み2.0cmのモバイルバッテリーはギリ入りました。これより小さいもんなら間違いなく入りそう
すぐ取り出したい物があるなら
もう一つ鞄を用意するほうがいいかもしれません。
背負ってみた編
ショルダーストラップはそこまでチープではなく、背負い易いほうだと思います。背部の見た目は小さな亀の甲羅背負ってる感じ。個性は爆裂にあるとおもいます。
あくまでついでみたいな感じでついてますが、買い物で2リットルペット3本+αいれて背負って歩きましたが、違和感は特にありませんでした
総評
バイクに乗せてみて、荷物を入れてみて、背負ってみて、商品全体として感じることは容量も取り付け方法もどうとでも出来ること。個人的にはビンゴ。
ロールトップの巻く数を減らすことで少しですが容量アップも可能なんで非常に扱いやすいです。
使い始めて3ヶ月ほどになりますが、同じものは見たことありません。
かぶらんものがほしい人は是非
<記事に出てきた商品>
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寸評 | おしゃれ感の強い鞄だが汎用性の高い鞄。値段がネックか。 | ||
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寸評 | 意外と少ない長さ調節機能付き荷かけフック。クロスして使うことも分離して二本の荷かけフックにもなるコスパのいい商品 | ||
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寸評 | アウトドアで使うためにカラビナがつけれる、頑丈というだけで購入したモバイルバッテリー。バッテリーの持ちは良い |