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バイクの与太話とアウトドア好きな主のブログです。

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バイクのグローブをお勧めする基準(事故防護の面で)

職場の後輩にバイクのグローブについてどれがいいか悩んでると聞かれたので答えると共に記事化した。

 

バイク歴15年、貰い事故2回、自損事故+転倒を3回経験している私だからこその何かが、言えることがあるはずだ。

 

                                                          

 

<バイクグローブのあれこれ>



グローブに限った話ではないが、結局のところバイクウェアに求められる機能は

 

夏ならば涼しく、冬ならば暖かく、バイクの操作、運転に支障をきたさない快適性

 

事故の際は怪我を低減する防護機能

 

いかに長く使えるかの耐久性

 

優れた品質、価格であるか

 

好みのデザインか

 

この5つの要素のどこに重きをおくかで選ぶ物が変わってくると思われる。今回は事故防護機能に重きを置いて書いていこうと思う。

 

<私が考えるグローブに求める防御機能>

 

 

信頼におけるバイクウェアメーカーをとるか、安さを取るか人によってさまざまであろう。

バイクウェアの購入を判断するうえで事故防護性を考えたとき、厄介なところはメーカーがどのように優れているとデータを挙げて言ったとしても、本人が実感できるのは事故を起こす瞬間、後であること。

結果として判断が難しいので、結局メーカーを信じて買うしかないのだ。

 

そんな中でバイク事故ソムリエである私に言える事は二つ

 

防護機能に関して言うならメーカー問わず

 

手のひら側にもハード系プロテクターが付いているものがいい事

 

季節問わず手首までしっかり防御されているタイプがいい事である。

 

<手のひら側にもハード系プロテクターがいい理由>

 

軽く調べてもやはり手のひら側の防御が甘いものが多い気がする

 

安価なものにありがちではあるが、手の甲側にはびっしりハード素材でプロテクトされているのに、手のひら側にはソフト系のプロテクターか、そもそも何もついてないグローブがよく見られる。

 

 

https://www.kango-roo.com/ki/image_1111/を加工して転載

 

上記画像は私が経験した2回の事故と2回の貰い事故で負傷した、プロテクターが損壊した部位である。幸いにも骨折、内臓損傷といった重傷を負った経験はない。

 

事故の内訳は

・黄丸:十代の時、半ヘル短パンで居眠り運転して中央分離帯に突っ込んだ時

・緑丸:高速道路で車線変更に巻き込まれて吹っ飛んだ時

・青丸:信号待ちで追突された時

・赤丸:凍結路面でハイサイド起こした時

である

改めて見てもこれだけ事故ってよくバイク乗ってるな

 

 

私の場合は転倒の際に乗車姿勢のまま地面に叩きつけられる事より、投げ出されることが多いので自然と受け身を取ることが多い。その際手のひらで着地することがよくあり、手の甲側より手のひら側のダメージを負う頻度が多くなっている。

 

https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-bike/subcategory-trouble/faq380
JAFサイトより転載。こんなに上手には転がれない

 

 

追突事故の時は前方に吹っ飛んだ後、とっさに両手で着地したのだが、装着していたグローブは手のひら側の防御が薄いものだったからか骨折こそしなかったものの両手の掌底あたりの痛みが2週間近く続いたのを今でも覚えている。

 

故に何を信じてグローブを購入するかは人それぞれであると思うが、私は以来手のひら側がどのようなプロテクターがついているか確認してから購入するようにしている。

 

 

手首がしっかり防御されているほうがいい理由

 

冬用ならまだしも夏用で手首が長く覆われているロングタイプのものを低価格帯で探すのは難しい。それでもなお、こう思っているかというと

凍結路面でハイサイドで転倒した際はかっちりバイクウェアとインナープロテクターを全身着込んでいたのに、ジャケットとグローブのわずかな隙間を縫うように左手首だけ負傷したからだ

 

 

 

ツーリングの出先でカウルが多少割れた程度でブレーキもアクセルも走行には全く支障がなかったのでそのまま乗って帰ったのだが、手首の痛みがひどくてクラッチレバーを握るたび、半泣きになりながら帰る羽目になった。

 

<今私がすすめるならこれ>

 

防御を第一と考えてしまうと極論高価なレーシンググローブとなってしまうのかもしれないが、ジャケットなどは普通のバイクウェアなのに、高いお金出して手だけ鉄壁防御なのも妙な話である。

 

 

 

それならば値段を抑え、要件を満たしたグローブを買って胸部、背面プロテクターを買ったほうが体を守る意味では大きい。

 

 

KOMINEならば私の要件を満たしたものが5000円以下で買える。やっぱコミネだよ

糸がほつれやすかったりKOMINEは当たり外れが多い印象があるので買うときはレビュー等をよく読んで買うほうがいいが。

 

 

私が現在使用しているもの。手のひら側、手首外側を広く保護してくれるので、安心感が高い。もう効果の実証はしたくないが、もし事故起こしたら報告上げようと思う。

 

<おわりに>

ハンドル操作等の関係でどうしてもシューズ、ブーツに次いでへたりやすいグローブではあるが、事故の際の負傷リスクを少しでも軽減するために、よく選んで買ったほうがいいと私は思う。生きていくうえで重要な部位の一つである手を保護するために。

 

 

グローブを探していた後輩君は上記のKOMINEグローブをチョイスしたそうです。

ようこそコミネの世界へ

 

 

 

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