caamのブログ

バイクの与太話とアウトドア好きな主のブログです。

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アウトドアチェアカスタム(directors chair)・肘掛け+ドリンクホルダー(前編)

以前ブログに乗せたディレクターチェアの件

www.caam-mg.com

 

オプション、あるいは良いアフター品があるならそれを買って使いたいと思ったが、納得いく物が見つからなかったのでカスタム品を製作することにした。

 

制作するのはどうにもしっくりこない肘掛け部分と、この椅子に合うドリングホルダーの2点。

追記*長くなったので前後編に分け、ドリンクホルダーは後編に記載(作成中)

                                                          

 

目標費用

10000円以下

目標製作時間
6時間以内

制作場所

自室、ベランダ、ホームセンターの無料作業スペース

 

 

大きさ、カスタムの方針決定

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HANGOUTのディレクターズチェアの幅3cm長さ30cmの肘掛けは携行重視のアウトドアチェアの中では割とメジャーなサイズで、カーミットチェアも大体この辺りのサイズ感。

 

フレームの木材に対して少しチープな印象を受けるので、肘掛け部分は早く交換したかった。


もう一方のドリンクホルダーは奥さんの提案もあり元からパクる形は決まっている。

 

いつの間にかディレクターチェアの三倍くらいの値段になってる.....


カーミットチェア用のサイドテーブル。
見た目はこんな感じで、うまく出来れば工具無しで着脱可能も実現したい。DIYなのだから予算と時間内で詰め込めるだけやろうと思う。

 

①材料・道具調達

用意したもの買ったもの。工具に関しては元々持っているものは色文字付き。

材料
・花梨 端材
・M4ネジ50mm
・鬼目ナット×8
・ステンパイプ(30cm)
・アルミ円板
・M8ネジ
・染めQブラック100ml
工具
・ノギス
・電動ホールソー(ビット)
・カットソー替刃
・金鋸

 


材料については木材以外ほぼドリンクホルダー用の素材。アルミ円盤は手持ちの工具だとアルミ板から切り出すのが明らかに大変そうだったので割高だが加工済みのを買った。木材とアルミ盤以外はほぼホームセンターでそろえた

 

 

・使用する木材について・

 

33cm(長さ)×15cm×2cmで1400円



たとえ高級な木材でも端材なら安く手に入りやすいだろうということで、メルカリに出店している端材屋さんで花梨の端材を購入。

 

結局高い素材ではないものの木目が気に入ったのと、元々付いていたものと厚みが同じで加工の手間を抑えれる点でチョイスした。

 

 


diyするのに花梨を使用するのは初で、触ってみた印象としては硬い。

パイン材や杉に慣れてると石?というレベルに感じる。割れやすいかもしれない。

 


買った後に調べた所、花梨は材質の密度が高く水を吸った後水が乾きにくいので、まな板など水辺で常用するとカビやすいので注意したほうがいいらしい。(カッティングボードとかがハンドメイド品で売ってたような気がするが.......)


雨風にさらされるかもしれないアウトドアでは微妙かもしれないが、ワックスを使用するし、実験もかねてこのまま製作に入る

 


②木材切り出し

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大まかな素材の切り出しはホームセンターのDIYコーナーで行う。
作業台、工具、掃除道具、無料でレンタルでき、木片などのゴミの後片付けも非常に楽。

 

このホームセンターでは別個に申請がいるが、電動工具も無料レンタルできる。家では使いにくい大きいものもあるので作業時間の短縮が可能。

ただし、刃先やビットは店内で購入したものでなければならないという決まりがある。

 

 

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まずジグソーで肘部分の材料を二つ、ドリンクホルダー用と一つ分切り出す。

 

音が凄まじいので、もしマンションで使用するのならクレーム覚悟で行った方がいい

 

最初の印象通り花梨は非常に硬く、出てくる木片も木の繊維というより粉。

 

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試しにノコギリでも一つ切ってみたが杉などとは比べ物にならないくらい刃が進まない。
余裕があるならカットソー、ジグソーを推奨する。

 

 

 

 

③サンドペーパーがけ

 

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切断面を♯20-140くらいのサンドペーパで綺麗にする。

 

ざらつきが気になったので#200のサンドペーパーで表面も軽く削ったのち、

 

角を全体的に丸める。

 

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純正(右)との比較。

 

純正が幅3㎝厚み2㎝長さ30cm

カスタム品が幅4.5cm厚み2cm長さ31cm

 

当初2.3cm長く作ったがカバンや他のキャンプギアに引っかかりやすくなってしまったため、折りたたみ機能に支障がないよう幅だけ増やした形に変更

 

 

 

④鬼目ナット仕様にする

 

個人的な好みで鬼目ナットを投入

どういうものかというと木材の穴をネジ穴化できるツール。木ネジ以外も使用できるようになるのと、金具のつけ外しが楽になるのでメンテしやすくなるのでオススメ。

使う時はしっかり下穴をあけてからじゃないと木が割れたりヒビの原因になるので、鬼目ナットの袋裏に記載されている下穴の目安表をもとに慎重に下穴をあけてから手締めで鬼目ナットを捩じ込んでいく。

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後は純正の肘掛けについていた金具を移植して完成....かと思いきやワックスがけ忘れてた。

 

⑤ワックスがけ

 

エアダスターで削りかすを吹いたのち、水で濡らしたウェスを硬く絞って粉を取ってから乾燥後、最後に乾いた別のウェスで蜜蠟ワックスを塗る。

 

蜜蠟ワックスは他の木製家具にも使用しているので、要領は何となくわかっている。

 

とにかくつけすぎないこと。足りなくない?ぐらいにしとかないと乾燥後ワックスがダマになっている部分がのちのち斑っぽい模様になって現れることになる(経験済み)。

ついつい継ぎ足したくなるぐらいでやめておくのでちょうどいい。

 

 

使用してみての感想、最後に

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正直かなりいい。触り心地はもちろんのこと、少しワンランク上の椅子になった気がする。長さこそ変わりはないが、幅が増えたことで肘のおき心地も上がった気がする。

 

長くなったのでドリンクホルダーは別記事として挙げることにします。やってよかったカスタム。

 

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